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EVICIV 15.6インチ モバイルディスプレイ EVC-1501 – テレワークにもオススメなモバイルディスプレイ

Raspberry Pi用のディスプレイが欲しくて吟味した結果、モバイルディスプレイを購入しました。いろんな場所で使えて、テレワーク状況下でも活躍しますので紹介したく思います。

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製品紹介

amazonで購入しました。モバイルディスプレイを扱っている店舗はたくさんありますが、店舗・商品共に評価が高かった「EVICIVモバイルモニター専門店」で購入しました。

ディスプレイはフルHD(1920×1080)でIPS相当です。パネルはノングレア(非光沢)仕様でした。Amazonレビューによると、製造ロットによってはグレア(光沢)仕様の個体もあるようです。

下側のベゼルは23mmほどの幅がありますが、その他3辺のベゼルは4mm程度でベゼルレス風なモデルになっています。

本体サイズは357mm×225mm×10mmです。重量は単体で897グラムです。

左側面はmicroUSBが1つの他は、ボタン類が並んでいます。中央より左側にある3つの穴はスピーカーです。

右側面に入出力ポートが集中しています。左から順に、HDMIポート、MiniDisplayPort、Type-Cポート、イヤホンジャック、PD(電源)用Type-Cポートとなります。中央より右側にある3つの穴はスピーカーです。モバイルディスプレイだけど、ステレオスピーカーなんですね。

背面になります。各ボタンや各ポートの役割が縁に表記されています。裏も表も、ボディ本体はアルミ製で高級感があります。

中央部にある2×2の穴は、VESA規格のネジ穴になります。モニターアーム等に固定することが出来ます。

上部の左右にある穴は、本製品に付属しているディスプレイカバーの固定用ネジ穴になります。

ディスプレイカバーを取り付けた時の背面です。ネジも2本付属しています。ネジ頭の高さは3.5mmあり、ちょっと凸になりますが、込みで付属しているのがありがたいです。ディスプレイカバー込みの重量は1293グラムになります。

ディスプレイカバー取り付け時のディスプレイ前面です。カバーがあると安心感があります。カバーはPUレザー系の素材です。

ディスプレイカバーを開いた状態です。見えづらいですが、フタの裏面に2本の段差があり、ディスプレイの立て位置として機能します。

ディスプレイを立てた状態です。スマホやタブレットなどのケースにもありますが、このタイプの立て方が一番しっくりくると個人的に思います。

付属品も充実しています。ACアダプター、USBケーブル(AtoC)、USBケーブル(CtoC)、HDMIケーブル、クリーニングクロス、説明書が付属しています。

このほか、ディスプレイ保護シートも付いていました。しかし、接着面にのりが付いているタイプなので、ホコリを付けずに貼り付けるのが大変難しいです。当方は貼り付けに失敗して廃棄しました…。

ACアダプターはUSBタイプAの差し込み口があります。

出力は5V・3Aとなっています。標準USBのアダプターとしては高出力な仕様です。当然、このアダプターで無ければ使えないということはありません。当方で試したところ、他社製の5V・2.4Aの充電器でも電源として使用できました。

モバイル型と言えど、仕様は一般のディスプレイと変わらないので、簡単に使えるのが良いところです。映像入力と電源をつなげば、すぐ使えます。Windows10であるASUS ZenBook3で使用したところです。

陰になってて見えませんが、ZenBook3のUSBハブからHDMIで映像を出力しています。

ディスプレイ側の接続状態です。ここでは電源をAnker製アダプターで、ケーブルはAUKEY製でつないでいます。フルタイプのHDMIがそのまま使えるのが良いところです。ちなみに、電源用のtype-Cは、イヤホンジャック上のPD用Type-Cポートに差し込んでも使えます。

このモバイルディスプレイは、Type-Cケーブル1本での映像・音声・電力の出力に対応しています。下記は2022年発売のHP ENVY x360 13-bfとつないだ状態です。Thunderbolt4ケーブル1本でつながっています。

このほか、写真はありませんが、DisplayPort対応Type-Cでもケーブル1本での映像出力・音声出力・給電ができることを確認しています(HP Elite x2で確認済み)。

明るさやコントラストといった映像の調整は、左側面のボタンで行います。ベゼルが薄く、ボタンの表記がディスプレイ裏に印刷されているため表からは見えず、各ボタンの役割を覚えて慣れるまでは調整しづらい難点はあります。

モバイルディスプレイのデメリットは?

通常のディスプレイに比べて、1インチ当たりの価格でコストに劣ることです。

例えば、Acerのディスプレイは23インチで13000円くらいで買えます。

今回レビューした製品EVC-1501は型落ちのタイミングだったのか、セール+クーポンで15000円ほどで入手できましたが、通常はクーポンを使って20000円~24000円ほど。1インチ当たりの価格ではモバイルディスプレイが負けてしまいます。(2020年6月現在は、EVC-1506という新型番で販売されています。仕様も価格帯もほぼ同じです)

大きなディスプレイを置く場所がある人、デスクワーク用の机を持っている人は、大型のディスプレイを買った方が画面も大きくて作業も捗るのは否定できません。

モバイルディスプレイのメリットは?

自宅で使うなら、「外部ディスプレイが欲しいが、デスクワーク用の机がないため、大きめのディスプレイが所持しづらく、置く場所が無い」という方にぴったりだと思います。ミニマリストの選択肢1つと言えるのでは無いでしょうか。

当方はテレビ台の下の棚に置いています。使いたくなったら、さっと取り出してコタツテーブルで使う感じです。

自宅の好きな場所に持ち運んで使えるのも大きな利点です。

会社オフィスにおいても、棚や引き出しに入れておいて、使うときだけ取り出す。あるいは、自分の席に起きっぱなしにしておいて、パソコンを接続すれば良いです。

ミーティングがあるなら、簡単に会議室へ持ち込めるという利点が光ります。

HDMIを挿せば使えるので、ゲームでも使えます(仕事しろよ)。

PS4自体も運ばないといけないので、「どこでも」とまでは行きませんが、Nintendo Switchだったら、どこでもサクッと遊べちゃうと思います。

終わりに

ディスプレイのカバーはPUレザー系のソフトタイプです。カバンに入れて出張先で使う場合は、カバーだけに頼らず、カバンの中で上手に画面を保護してあげる必要があります。カバンの中に荷物がぎゅうぎゅうに詰まっているとか、満員電車に乗って持って行くなどは良くありません。

外出自粛でテレワークが進む中、ディスプレイ購入の選択肢として、モバイルディスプレイも有りだと思います。レビューで挙げたメリットに状況が当てはまるなら、購入して損はないと思います。

2022年2月現在、製品の型番が変わり、EVC-1506が後継機種として販売されています。

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