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通話用イヤホンをAnker Soundcore Life P2 Miniに買い換えたら大満足した話

Ankerの完全ワイヤレスイヤホンの選び方にもサクッと触れます。

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6年使ったJabra Boostが壊れました

筆者はau 4Gケータイ(いわゆるガラホ)の通話用に、ワイヤレスヘッドセットJabra Boostを使用していたのですが、6年ほど経った時点で起動しなくなりました(長い間お疲れ様でした)。

気に入っていたので同じJabraの後継機に乗り換えようとしたのですが、6年前に比べるとそこそこ値上げされていて購入を迷いました。

このとき、「どうせなら、最近流行り(?)の完全ワイヤレスイヤホンにしようかな」と考えました。

Ankerの完全ワイヤレスイヤホンはバリエーションが豊富(すぎる)

ワイヤレスイヤホンと言えば、AppleのAirPodsが有名ですが、筆者の耳には高級過ぎるので除外。2016年から充電器でお世話になっているAnker製を選ぶことにしました。

Ankerの完全ワイヤレスイヤホンはバリエーションが豊富です。むしろ豊富すぎて迷います。製品がありすぎて、お互いに役割を奪い合っている感があります。下に挙げただけでも、ほんの一部です(Anker公式ページより抜粋)。

製品名価格帯
Soundcore Life P2 Mini¥4,490~
Soundcore Liberty Air 2¥6,990~
Soundcore Life P3¥8,990~
Soundcore Liberty Air 2 Pro¥12,980
Soundcore Liberty 4¥14,990
Soundcore Liberty 3 Pro¥17,800

AmazonのAnker Directにおける商品並びを見たところ、以下の3つがメインストリームになっているようでした(2023年2月13日時点)。いずれも「うどん型(インナー型)」なので、この3つから選ぶとよいと思います。

製品名価格帯専用
アプリ
無線
充電
アクティブ
ノイズ
キャンセル
接続数
Soundcore Life P2 Mini¥4,490~通話時
のみ
1
Soundcore Life P3¥8,990~1
Soundcore Liberty 4¥14,9902

筆者はイヤホンで音楽を聴く習慣がないので、一番リーズナブルなSoundcore Life P2 Miniを選びました。

Anker Soundcore Life P2 Miniは、以前販売されていたSoundcore Life P2の後継機にあたります。Miniの名の通り、イヤホン本体の全長が小型化されています。

Anker Soundcore Life P2 レビュー

開封とセッティング

こちらが製品箱になります。

開封すると、イヤホンケースと充電コード、イヤーピースが現れます。

イヤホン本体はイヤホンケースに収納されています。イヤホンケースのフタは、パカっと上に開くタイプです。

イヤホンの端子は白いシールで絶縁されていますので、使用前に除去します。

筆者は本体カラーをブラックにしましたが、全部で5つのカラーがあります。

  • ブラック
  • オフホワイト
  • ネイビー
  • ピンク
  • ミントグリーン

イヤホンケースの裏にはType-C端子があります。イヤホン2つをケースに収めた状態で、充電器からType-Cケーブルで給電することで充電ができます。充電器は一般的なスマートフォン用のものが使用できます。

イヤホン本体です。イヤホンケースからイヤホンを取り出すと電源がONになります。逆に、イヤホンをイヤホンケースに戻すと電源はOFFになります。イヤホンはマイクが搭載されているので、通話でも使用も可能です。

イヤホンの背面側。うどん型(インナー型)なので、持ちやすいです。dのロゴ部分はタッチボタンになっています。

タッチボタン操作にコントロールが割り当てられています(下記画像)。本製品は専用アプリに対応していないため、操作方法をカスタマイズできませんが、そのぶんシンプルに使えます。

出典:Anker

イヤホンを取り出した状態のイヤホンケースです。端子部分にはマグネットも仕込まれているので、イヤホンを置くだけで吸着するように定位置に収まります。イヤホンケースのフタを開けても、吹っ飛んだりしません。

イヤホンケースに2つのイヤホンを収めた状態で、ケースのフタを開けると、ペアリング待機状態になります。イヤホンケースのLEDランプが、左から右へインジケーターのように点滅を繰り返します。

ちなみにau 4Gケータイとの初回ペアリング操作は下記のように操作します(au KYF39 GRATINAでの操作です)。まずは待受画面でセンターボタンを押してメニュー画面に入り、「設定」を選びます。

「2 よく利用する設定」を選びます。

「Bluetooth」を選びます。

「Bluetooth機能」を選ぶと、右のボックスにチェックが入り、BluetoothがONになります。画面下に周りのBluetooth機器一覧が表示されるので、「Soundcore Life P2 Mini」を選べばペアリングできます。

ペアリングが完了すると、イヤホンが使えるようになります。両耳に装着して使いますが、左右どちらか片耳だけでも使用できます。使う方のイヤホンだけを取り出せばOKです。

片耳だけ使用すると、もう片方の耳で周りの音が聞こえるので大変便利です。

初回のペアリング以降は、ケータイのBluetoothをONにして、イヤホンを収納したケースを開くだけで接続が完了します。

ペアリングしても片耳しか聞こえない場合

充電ができているか確かめるほかに、聞こえない側のイヤホンの端子部分にホコリなどが付着していないか確認しましょう。

筆者の場合、右側のイヤホンの端子部に大きなホコリが付着していました(絶縁シールを剝がしても、ホコリが付いたままになっていました。製造工程で付着したのでしょうか)。当初それが原因で右側のイヤホンだけペアリングが正しく完了せず、音が聞こえませんでした。

Anker Soundcore Life P2 Miniの良い所

常時イヤホンを使って通話できる

以前使っていたJabra Boostは、4Gケータイを操作して発信すると、4Gケータイ本体での通話になるという難点がありました。発信後にカメラボタンを押して、音声をJabra Boostに切り替える必要がありました。

初めからJabra Boostで通話するには、Jabra Boostのボタンを操作してリダイヤルしてやる必要がありました。致命的とまでは言いませんが、正直どちらも不便でした。

Anker Soundcore Life P2 Miniの場合、ケータイ本体とイヤホンのどちらを操作しても、初めからイヤホンでの通話が可能です。普通そうあるべきだと思うし、大変便利になりました。

通話音声がクリアに聞こえる

Ankerの完全ワイヤレスイヤホンとしては安価なモデルなのに、通話音声がとてもクリアに聞こえます。

あまり筆者はイヤホンの音質にはこだわらないのですが、以前使っていたJabra Boostとの違いが明確で、ちょっと感動しました。6年も経つと技術も進歩するという、いい例なのかもしれません。

相手側も良く聞こえる

通話相手も「以前のイヤホン(Jabra Boost)よりも、筆者の声が良く聞こえる」と言ってくれます。

Anker Soundcore Life P2 Miniは低価格ながらも「AIノイズリダクション」という機能を搭載していて、これがよく効いているようです。

これはいわゆる「ノイズキャンセリング機能」です。通話時にのみ作動し、よりクリアな音声を通話相手に届けてくれる機能です。

「AIノイズリダクション」は通話時のみ有効で、効果を実感できるのは通話相手側です。

使用者が音楽を聴くなどの際には作動しません。

音楽を楽しむ人は、アクティブノイズキャンセルが付いた上位のモデル「Soundcore Life P3」か「Soundcore Liberty 4」を選ぶとよいです。

バッテリーの持ちが良い

Anker Soundcore Life P2 Miniは充電時、どのLEDが点滅するかによって、電池残量が分かるようになっています。

そもそもバッテリーを使い切ったことがないのですが、4時間使ってもバッテリー容量は70%以上残ります。

持ち運びやすい

充電用専用ケースがついているので持ち運びに便利です。

鞄のポケットに入れたり、服のポケットに入れても、イヤホンへのダメージが気になりません。

Anker Soundcore Life P2 Miniの少し残念なところ

タッチボタンは物理ボタンと比べて操作しづらい

Anker Soundcore Life P2 Miniはタッチボタンが付いていますが、ボタンを「押す」という感触がないので、正しくボタンを操作するのが難しいです。

Jabra Boostは物理ボタンだったので、操作は物理ボタンの方がしやすいと思いました。

3つの中で一番高い「Soundcore Liberty 4」のみ、うどん部分をつまんで操作する物理ボタン式だそうです。

耳から落ちる

使用中にイヤホンが耳から外れる時があります。

ただ単にイヤーピースの大きさがあってないだけかもしれません。

しかし、高価なAirPodsですら、あちこちでみんな落としているようなので、そういうものだよなと思います。完全ワイヤレスだから、コードが引っかからず落ちます。

終わりに

安価なイヤホンなのに、買い替えただけでこんなに変わるとは思いませんでした。

通話で使うだけならAnker Soundcore Life P2 Miniで十分だと思います。

音楽を聴く人は、1つ上の「Anker Soundcore Life P3」か、予算が許すなら「Soundcore Liberty 4」を選ぶとよいと思います。

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