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想い出レターパックで故人の写真を処分する(遺品整理)

今回経験したので記事にしました。

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整理に困る「故人の写真」の「遺品」

気の持ちようと言われればそれまででですが、「故人の写真」は処分に困ります。

筆者の場合、紆余曲折があり「故人が映っている写真」が「故人の遺品」として残りました。そのまま捨てるのは気が引けました。

想い出レターパックで故人の写真を整理する

インターネット上で情報を探したところ、想い出レターパックというものを見つけました。株式会社クマダ(店舗名:なーむくまちゃん工房)が販売しています。

商品(レターパック含む)を購入し、整理したい遺品など入れて指定先に送れば、お焚き上げ供養をしてくれるというサービスです。

他社の類似サービスも比較しましたが、今回のケースだと「想い出レターパックライト」が一番リーズナブルという結論に至りました。

遺品がレターパックライトに収まらない場合は、もっと大きなサイズのサービスもあります(下記表)。写真だけならレターパックライトで十分だと思い、手配しました

商品名価格※送付手段発送時送料
想い出レターパック
【ライト】
1,500レターパック
ライト
【厚さ3cm以内】
発生しない
レターパックに含まれる
想い出レターパック
【プラス】
2,000レターパック
プラス
発生しない
レターパックに含まれる
想い出BOX【箱なし】5,000ゆうパック
140サイズまで
箱は自分で準備
別途負担が必要
想い出BOX【箱あり】6,000ゆうパック
140サイズ
箱は付属
別途負担が必要

※価格は2024年4月12日時点のものです。

想い出レターパックライトは、以下の4ステップで遺品を整理できます。

  1. 想い出レターパックを注文する
  2. 想い出レターパックセットが届くので受け取る
  3. 処分したいものを想い出レターパックに梱包する
  4. 想い出レターパックを発送(ポスト投函)する

想い出レターパックは下記のようなキットの形で届きます。商品価格にレターパックライトの費用が含まれています。

宛先が書かれたレターパックライトの他、案内や申込書が入っています。

案内書には送付する際の注意事項や宛先が書かれています。もっとも、レターパックライトには既に宛先が書かれた状態で届きますので、宛先を書き写す必要はありません。

宛先は映していません。裏側に書かれています。

想い出レターパックで引き取ってもらえるもの、引き取ってもらえないものは以下の通りです(販売ページから抜粋)。ざっくり言えば、法に触れるようなもの・燃やせないもの・腐敗してしまうものは引き取ってもらえません。

入れる品の例

遺影・位牌・仏像・人形・ぬいぐるみ・おもちゃ・アルバム・衣類・食器・家具・CD類・その他雑貨 など

お引き取りできない品

遺体・遺髪・遺骨・ガラス・生き物・食品・家電リサイクル法の対象品・薬品・その他危険物

そのほか、レターパックライトは厚み3cm、重さ4kg未満の制限があります。この制限を守らないと、差出人に返送されてしまいますので注意が必要です。

申込書には同意事項と供養処分証明書の発行について希望を書く欄があります。供養処分証明書の発行を希望する場合は、送付先も記入します。

筆者の場合、初回は証明書を発行してもらいましたが、2回目以降は「希望しません」をチェックして利用しています。初回利用の際、希望通りに証明書が郵送で届いたので、それ以降は連絡不要で任せています。

同封されている「ありがとうシール」は、特に思い入れのあるものに貼ったり、自由に使って構いません。

ピントが合っていないように見えるのは、文字がグラデーション調に印刷されているためです

レターパックライト利用の注意点

レターパックライトは郵便ポストに投函すれば発送完了です。いくつか注意点があります。

厚みを3cm以内に収める

先ほども書きましたが、レターパックライトには厚み3cm以内の制限があります。厚みが3cmを超えると、差出人に返送されてしまい、宛先へ届かないので注意が必要です。

写真を適当に詰めると、搬送中にレターパックの中で動いてしまい、厚さ3cmを超えてしまう場合があります。筆者は以下のようにして送りました。

  1. 2.0cmを目安に写真を重ねる
  2. 重ねた写真を紙などで包む
  3. 包んだ写真を連結してテープ止めする

実物を撮影した画像で解説した方が分かりやすいのですが、遺品なので撮影するのは止めました。ここでは簡単な図解イラストで解説します。

まずは写真を重ねます。レターパックライトは厚み3cmまでなので、余裕を見て2.0cmを目安に写真を重ねます(厚くても2.5cmを超えないようにしましょう)。写真は2枚1組で向かい合わせた方がいいとの話を聞いたことがあったので従いました(科学的な根拠はないと思います)。重ねた写真が4束できるよう、写真を配分します。

次に、重ねた写真が崩れないよう紙で包みます。テープなどで固定しましょう。理屈はわかりませんが、半紙(書道で使用する和紙)で包むと良いようです。半紙が無ければ、他の紙を使いましょう。残りの写真も同じようにして包みましょう。

最後に、紙で包んだ写真を連結して、セロテープなどで固定します。レターパックライトに収まる大きさにするため、2行×2列で連結すると良いと思います。ありがとうシールを使っても構いません。

連結して固定した写真をレターパックに入れて、発送します。お焚き上げ供養申込書も記入して、忘れず同封しましょう。

投函前に追跡番号ラベルを剥がす

レターパックライトを投函する前に、追跡番号ラベルを剥がしておきましょう。追跡番号ラベルを剥がして手元に残していないと、発送後の荷物追跡ができません。

遺品整理に困ったので非常に助かった

「捨て方なんて気の持ちよう」とおっしゃる方もいるかもしれません。

しかし、筆者の場合、写真とは言え故人の遺品をそのまま捨てるのは気が引けました。

遺品の引き取り・供養をしてくれるサービスがあって助かりました。

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