オーバーロードの手順について、画像付きで解説しています。

オーバーロード装備とは
オーバーロード装備
Tier9企業装備を最大レベル(レベル5)まで上げた後、消費アイテム「カスタムモジュール」を使って改造した装備のことをいいます。
装備をオーバーロード装備に改造することを、「オーバーロード化」や「オーバーロードする」と呼んだりします(これはユーザーに付けられた非公式な呼び方です)。
また、オーバーロード装備は「Tier10装備」とも呼びます(こちらは公式な呼び方です)。

「カスタムモジュール」は迎撃戦特殊個体において、第9段階(=完全撃破)を達成したときの追加報酬で確率ドロップします。
迎撃戦特殊個体の追加報酬は確率で発生する上、「カスタムモジュール」がドロップするかも抽選で決まるので、非常に貴重なアイテムです。
ある程度の数量は課金で入手することもできますが、数量が少ない上、かなり割高です。基本は迎撃戦で入手することになります。

Tier9企業装備は以下の方法で入手できます。
- 迎撃戦特殊個体で7段階以上を達成したときの追加報酬で確率ドロップします。
- 迎撃戦特殊個体などで手に入る「カンパニーアームズ」を200個集めて、インベントリから使用する。
オーバーロードのメリット

装備のステータスが微増するほか、最大で3つの改造装備効果が付属します。
改造装備効果は戦闘中のみ反映されますが、ニケのステータス画面の戦闘力には反映されません。ステータスからでは読み取れませんが、ニケは大きく強化されます。
「実際に戦ったらステータス以上に強い」ということです。アリーナなどで相手のニケのレベル・5人の合計戦闘力が確認できますが、オーバーロードによる強化度合までは読み取れないからです。
オーバーロードのデメリット
オーバーロード化した装備は永久に装備解除できなくなります。
つまり、装備を外して他のニケに回せなくなります。
オーバーロードのやり方
オーバーロードの手順
Tier9企業装備を最大(レベル5)まで上げると、オーバーロード装備に改造することができます。
ニケを表示して、オーバーロードする装備をタップします。ここではドロシーの頭部装備を改造します。

「装備の改造」が表示されているので、タップします。

装備の改造(オーバーロード化)には「カスタムモジュール」を消費します。カスタムモジュールは「所持数/必要数」で表示されています。「装備の改造」をタップすると、オーバーロード化します。

改造結果が表示されます。「OK」をタップして画面を切り替えます。

ニケの画面に戻ります。頭部装備のオーバーロード化が完了しています。ニケの戦闘力も少し増えます。

オーバーロードで行われる処理の流れ
装備のオーバーロード化を行ったとき、3つあるスロットのどこに改造装備効果が付くかの抽選が行われます。
一番上の項目は100%改造装備効果が付きますが、2番目・3番目に改造装備効果が付くかはランダムで決まります。
そのあと、改造効果の「内容」と「数値(パーセンテージ)」が以下の表から決まります。

ただし、数値の抽選が行われるのは、改造装備効果を付け直した場合です(これは次章で解説)。その装備を初めてオーバーロード化した場合は、数値(パーセンテージ)は約7割の強さで固定されます。
改造装備効果を付け直す方法2種
カスタムモジュールを消費することで、改造装備効果を付け直すことができます。
以下2通りの手段があります。
- 効果変更
- 数値再設定
いずれも、3スロット全てで再抽選が行われます。ただし、改造装備効果をロックした項目は変化しないのでご注意ください(ロックについては後述)。
効果変更
改造装備効果の「内容」と「数値」、その両方を再抽選します。効果内容を変更したいときに行います。
まずは、オーバーロード装備をタップします。

「効果変更」をタップします。

現在の効果とカスタムモジュールの数が表示されます。カスタムモジュールは「所持数/消費数」で表示されています。「効果変更」をタップすると、効果とパーセンテージの再抽選を行います。

効果変更を行うと、変更前と変更後の改造効果が表示されます。「効果維持(前の効果を維持する)」と「効果変更(新しい効果に変更する)」から選びます。どちらを選んでも、消費したカスタムモジュールは戻りません。

選び間違いにご注意ください。頭文字の記号や、ボタンの色が、それぞれ一致していることに注目すると間違いにくくなります。
ボタンテキスト | 新旧効果 | 色 | 記号 |
効果維持 | 現在の効果 (=古い効果) | オレンジ | 円状矢印 (リロードマーク) |
効果変更 | 変更効果 | 水色 | ✓ (チェックマーク) |
数値再設定
「内容」は変えずに、「数値」だけを再抽選します。希望する効果が付いたけど、数値だけを変えたいときに使います。ただし、ロックをかけた項目は変化しないのでご注意ください(ロックについては後述)。
やり方としては、まずオーバーロード装備をタップします。

「数値再設定」をタップします。

現在の効果とカスタムモジュールの数が表示されます。カスタムモジュールは「所持数/消費数」で表示されています。「数値再設定」をタップすると、改造効果はそのままで、パーセンテージだけが再抽選されます。

数値再設定を行うと、変更前と変更後の結果が表示されます。「前の数値を維持する」か「新しい数値に変更するか」を選びます。どちらを選んでも、消費したカスタムモジュールは戻りません。

上記は別のニケで数値再設定を行った際の画像ですが、効果変更の時とボタン表示は共通になっています。
- 効果維持=古い数値を維持する
- 効果変更=新しい数値に変更する。
選び間違いにご注意ください。頭文字の記号や、ボタンの色が、それぞれ一致していることに注目すると間違いにくくなります。数値再設定の場合は、ボタンの外側にガイド矢印が添えられているので、少し親切です。
ボタンテキスト | 新旧効果 | 色 | 記号 |
効果維持 | 現在の数値 (=古い数値) | オレンジ | 円状矢印 (リロードマーク) |
効果変更 | 新しい数値 | 水色 | ✓ (チェックマーク) |
改造装備効果のロック
改造装備効果をロックしておくと、効果変更や数値再設定をしても、内容が変更されなくなります。
ロックにはカスタムモジュールを消費します。
改造装備効果をロックする方法
オーバーロード装備を開きます。ロックしたい改造装備効果をタップします。

ロックのために消費するカスタムモジュールが表示されます。「OK」をタップすると、カスタムモジュールを消費して、改造効果にロックがかかります。

ロックするために必要なカスタムモジュールの数は変動します(詳しくは後述)。
改造装備効果ロックのメリット
強力な改造装備効果を入手した場合はロックしておきましょう。効果変更や数値再設定をしても、内容を変えずに維持できます。
効果変更や数値再設定をしない場合は、ロックする必要はありません。
改造装備効果ロックのデメリット
ロックした改造装備効果を維持できる反面、消費するカスタムモジュールの量が増えます。
次の2つのシーンにおいて、カスタムモジュールの消費量が増えます。
- 効果変更や数値再設定に必要なカスタムモジュールの量が増える
- 改造装備効果をロックするために必要なカスタムモジュールの量が増える
効果変更や数値再設定に必要なカスタムモジュールの量が増える
装備にロックをかけた数に応じて、効果変更や数値再設定の際に必要なカスタムモジュールの数が増えます。
ロックした数 | 効果変更・ 数値再設定に 必要なカスタム モジュールの数 |
0か所 | 1つ |
1か所 | 2つ |
2か所 | 3つ |
効果変更や数値再設定の際、1つロック済だと通常の2倍、2つロック済だと通常の3倍のカスタムモジュールが必要になります。カスタムモジュールは非常に貴重なので痛手です。
改造装備効果をロックするために必要なカスタムモジュールの量が増える
1つのオーバーロード装備において、1か所目のロックはカスタムモジュール2つで可能ですが、2か所目のロックにはカスタムモジュール3つが必要です。
ロックする数 | ロックするのに 必要なカスタム モジュールの数 |
1か所目 | 2 |
2か所目 | 3 |
オーバーロード化はどのように取り組んだらいい?
火力が出せるニケのみをオーバーロードする
オーバーロード化で付与される改造装備効果のうち、「防御力上昇」以外は全て火力に関する効果になっています。そのため、オーバーロード化するのは、火力が出せるニケの装備だけで十分です。
攻撃力の低いニケをオーバーロード化しても、あまり効果がありません。
よって、基本的には火力型ニケの装備をオーバーロード化することになります。
ただし、火力型でなくても火力を出せるニケ(例:支援型のSSRドロシー)をオーバーロード化するのはアリだと思います。
数値が固定される初回が勝負!
初めてオーバーロード化した装備についた改造装備効果は、数値が約70%の性能で固定されます。
例えば、「有利コードダメージ増加」が付いた場合、本来の数値は最小9.54%~最大29.16%の間で決まります。初めてのオーバーロードで付加された場合は、振れ幅の約7割の性能:23.56%で固定されます。
効果変更や数値再設定を行った場合、70%以上の数値を引ける確率は5%と言われています(インターネット調べ)。
運次第ではありますが、いかに初回で良い改造装備効果が引けるかが勝負です。
厳選するよりは数を増やした方が良い?
オーバーロード装備の改造装備効果を厳選するとなると、大量のカスタムモジュールが必要になります。目的のスペックを得るために、効果変更や数値再設定を何回繰り返せばいいかは、やってみるまで分かりません。極端な話が、いつまでたっても厳選が終わらない可能性も無いとは言えないです。
未課金・微課金の場合は特に、オーバーロードの改造装備効果を厳選するよりは、まずは必要なニケにオーバーロード装備をいき渡らせる方が良いと思います。
おすすめの改造装備効果は?
火力を出せるニケをオーバーロードするので、どんなニケでもオススメできる効果は「攻撃力増加」です。
他を含めると下記の項目があります。
- 攻撃力増加
- 最大装弾数増加
- クリティカル確率増加
- 命中率増加
- 有利コードダメージ増加
どれを重視するかはニケにより異なります。また、スナイパーライフルやロケットランチャー持ちのニケは例外で、チャージ系を優先した方が良い場合もあります。以下、一例です。
ニケ | おすすめ | 理由 |
紅蓮 | 最大装弾数増加 | 少ない弾数を補うことで火力を伸ばす |
モダニア | 最大装弾数増加 | ボス単体なら、バースト射撃より 通常射撃の方が攻撃力が高い。 弾数増加を複数付けることで、 通常射撃の攻撃時間が伸びて、 火力も伸びる。 |
アリス | チャージ速度増加 | 複数付けると、バースト時に チャージ時間が0秒になり、 貫通するチャージ弾を連射できる。 |
スノー ホワイト | チャージ速度増加 または チャージダメージ増加 | チャージ速度増加を複数付けて、 バースト攻撃のチャージ時間を 短くできれば、リターやミランダなどの 火力バフを載せて撃てる。 そこまで強化できない場合は、 チャージダメージを上げる。 |
逆に相性の悪い改造効果もあります。例えば、ドロシーのような「最後の弾丸スキル」を持つニケは、最大装弾数増加は避けたいです。
同じく「最後の弾丸スキル」を持つプリバティを単独で用い、最大装弾数増加キューブを装備した実験では、与ダメージ量の低下が見られませんでしたが…。

オーバーロードでの改造装備効果は、キューブよりも遥かに装弾数が増える場合もあり、同じ結果にはならないと思います。
また、ドロシーの「最後の弾丸スキル」はバーストクールタイムを短縮するため、プリバティのスキル(敵への追加ダメージ発生)とは異なります。弾数が増加してスキルの発動時間が伸びることで、バーストの回転率が下がり、編成全体の与ダメージ量は下がる可能性があります。
理想的なロック位置
改造装備効果の1番上の項目は、効果変更により100%新しい効果が付きます。
そのため、効果が付かないことも多い2番目または3番目をロックするのが理想です。
なお、改造装備効果をロックするのは、「理想の効果」と「理想の数値」が揃ったときです。
「理想の効果」が揃ったときは、そのあと「数値再設定」を行う可能性が高いので、ロックしてはいけません。ロックした項目は、数値再設定をしても値が変わらないため、カスタムモジュールが無駄になります。
一方で、欲しい効果が1番目に来てしまっても、数値が70%以上の性能なら、ロックしてしまうという考え方もあります。
その装備を初めてオーバーロード化した際に有効です。初のオーバーロードで追加効果は約70%の数値性能が保証されるからです。この場合、これ以上「効果変更」や「数値再設定」は行わないことになります。
結局は、「どこまで厳選するか」によります。「目的の効果と数値を全て揃える」ような厳選をすると、大量のカスタムモジュールが必要になります。
どのくらい時間とお金を使えるかにもよりますが、「1か所揃えばいい」という妥協案もあるということです。
オーバーロード装備のレベルアップ
オーバーロード装備はこれまで通り、装備のレベルアップも可能です。
「LV Lv.アップ」をタップします。

装備レベルアップ画面が開きます。

改造装備効果による強化具合の方が大きいので、装備レベルアップによる強化は目立ちません。
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