勝利の女神NIKKEにおける装備強化のノウハウです。装備強化の考え方やコツを載せています。

勝利の女神NIKKEにおける装備
装備と種類
装備とは防具のことです。ニケに装備することができます。
防具を装備することで、ニケのステータス(HP・攻撃・防御・戦闘力)が向上します。
防具は頭部・胴体・腕・足の4つの部位があり、さらに火力型・防御型・支援型の3種類(ニケの特性に対応している)に分かれています。
対応する部位しか装備できないのはもちろんですが、特性が合う装備しか付けれません。例えば、攻撃型のニケが、防御型の装備を付けることはできません。
装備のランク(Tier)
装備にはランクがあります。ランクはTier1からTier10まであり、後ろの数値が高くなるほど強力になります。ランク・型・部位によって、装備名称も異なります。


アイコン絵柄のほか、アイコン下段にある帯の色・色の濃さでTier見分けることができます。同系統の色の場合、明るい色の方がランクが高いです。
ランク | アイコン 下部の色 |
Tier1 | グレー |
Tier2 | 無色 |
Tier3 | 緑色 |
Tier4 | 黄緑色 |
Tier5 | 青色 |
Tier6 | 水色 |
Tier7 | 濃い紫色 |
Tier8 | 明るい紫色 |
Tier9 | オレンジ色 |
Tier10 overload | ピンク色 |
装備はレベル上げが可能
Tier3以上の装備は、下記いずれかを消費することで強化(レベル上げ)を行うことができます。
- モジュールブースト
- モジュールハイブースト
- 他の装備
レベルが上がることでステータス(HP・攻撃・防御・戦闘力)がより向上します。装備のランク(Tier)が高いほど、レベルを上げた時のステータス上昇幅が大きくなります。

企業装備が存在する
入手した装備の中には、装備アイコン左上に紫色の企業マークがついているものがあります。
これは企業装備と言って、同一会社で製造されたニケに装備させると、ボーナス性能が加えられます。例えば、ミシリスの企業装備は、ミシリス製ニケに装備させることで、通常装備より性能が高くなります。

企業装備は製造企業が一致しないニケにも装備できます。この場合、装備の性能は通常装備と同じになります。
効率を求めるなら装備強化しないこと
効率良く装備強化したいなら、できる限り装備を強化しないことです。
ゲームを進めることで、より高いTierの装備を入手できるからです。現在の装備をレベルアップするより、1つ上の装備を付けた方が強くなります。
また、Tierが低い装備を強化したところで、性能はほとんど上がりません。
装備はキャンペーン(メインストーリー)で入手できることもありますが、アークの迎撃戦をこなすことでたくさん入手できます。迎撃戦のレベルが上がるほど、入手できる装備のTierは高くなります。
ニケを強化する方法は色々あって迷いがちです。
基本的にはニケのレベルアップで戦闘力を伸ばすとよいです。
装備を強化したい2つのケース
Tier9企業装備を入手したとき
Tier9企業装備を入手したら、手持ちのニケに合わせて、積極的に強化していくようにしましょう。
Tier9企業装備はレベル5まで強化した後、カスタムモジュールを消費することでオーバーロード化という強化を行うことができます。
オーバーロード化すると、装備に最大で3つの追加効果が付与されます。カスタムモジュールを消費することで、追加効果を付けなおすこともできます。どんな追加効果が付与されるかにもよりますが、ニケの性能が大きく向上します。
オーバーロード化すると、その装備が二度と外せなくなるデメリットがあります。しかし、メリットの方が遥かに大きいです。
ちなみに、オーバーロード化した装備のことをTier10装備、オーバーロード装備とも呼んだりします。
Tier9企業装備は、迎撃戦の特殊個体を7段階以上でクリアすることで確率入手できます。
また、カンパニーアームズを200個集めることで、Tier9企業装備を1つランダムで入手することができます。カンパニーアームズは主に、迎撃戦の特殊個体で手に入ります。
Tier10装備を入手したとき
先にも書きましたが、Tier10装備とはオーバーロード化した装備のことです。

オーバーロード装備は、カスタムモジュールを消費して、追加効果を付け直す調整がメインになります(カスタムモジュールもたくさん必要になります)。
しかし、これまでと同様に、モジュールブースト等を消費してTier10装備をさらに強化することも可能です。レベル5まで上げることができます。
カスタムモジュールを消費して付けられる追加効果の方が強力なので、レベル上げの優先順位は低めです。
装備を強化せざるを得ない2つのケース
160の壁に阻まれた時
言い換えれば、「ニケのレベルを上げられない状態」になった時です。
ニケのレベル上げ以外の方法で、戦闘力を上げざるを得ません。装備強化が1つの手段になります。
例えば、キャンペーン16-28は突破することで迎撃戦特殊個体にチャレンジできるようになります。Tier9装備やTier9企業装備への登竜門となるステージです。
この時点で「160の壁」を超えられた場合、ニケの平均レベルを160以上に上げることで攻略は容易になります。しかし、ニケのレベル160以上に上げられない場合、装備強化を含めた他の手段で戦闘力を高めるしかありません。

新しいTierの装備が手に入らない場合
先にも書きましたが、装備のほとんどは迎撃戦をクリアして入手します。高性能な装備を手に入れるには、キャンペーン(メインストーリー)を進めて、より高難度の迎撃戦に挑戦して、好成績をおさめる必要があります。
そのため、ゲームの進みによっては、なかなか次のTierの装備が手に入らないことがあります。そうなると、今ある装備を強化するしかありません。
先にも述べた通り、低いTierの装備を強化しても、あまり性能は上がりません。ニケのレベルアップを含め、他に戦闘力強化の手段がないかを検討する必要があります。
迎撃戦特殊個体に挑めるようになっても、Tier9装備・Tier9企業装備が入手できるようになるまでに時間がかかります。そのため、Tier8装備やTier8企業装備を強化せざるを得ない場合が多々あります。
装備強化の豆知識
知っておくと損せずに済みます。
Tier9企業装備とTier10以外はレベル3で止める
先にも書きましたが、装備をレベルアップするのはTier9企業装備とTier10だけで構いません。それ以外の装備をレベルアップせざるを得ないときは、レベル3で止めると時間効率がよくなります。
理由としては、Tierが同じなら「通常装備のレベル3」と「企業装備のレベル0」の性能が等しいからです。
以下は、ジュリア(ミシリス製ニケ)における装備比較です。「Tier9通常装備のレベル3」と「Tier9企業装備のレベル0」の性能が等しいことがわかります。



Tier9企業装備は入手しづらいため、入手できるまではTier9装備を付けることになります。Tier9装備レベル3までなら、Tier9企業装備に付けなおしてもステータスは下がりません。元々付けていたTier9装備は他のニケに使えますので、作業時間が無駄になりにくいです。
Tier9を例にしましたが、Tier9以下においても、この特徴は成り立ちます。
装備強化に使ったポイントは再利用が可能
装備のレベル上げには、他の装備を素材として使うことができます。素材となる装備がレベルアップ済みの場合、必要だったポイント分が反映されるので無駄になりません。
例えば、Tier3レベル0の装備は540ポイントを消費することで、レベル1にあがります。

ここでは、モジュールブースト6個(600ポイント)を使ってレベル1にあげます。装備はレベル1にあがり、余りの60ポイント分がゲージに加算されます。

次に、他の装備のレベル上げをします。手を加えていないTier3レベル0装備を使うと350ポイント上昇します。

一方、先ほど強化したTier3レベル1の装備を用いた場合は890ポイント上昇します。

つまり、Tier3レベル1を素材に用いる場合、レベル1にするのに必要だった540ポイント分が上昇値に反映されています。ただし、Tier3レベル1になった状態で加算された端数60ポイントは含まれていません。
Tier3 レベル0 | Tier3 レベル1 | |
素材にした時の ポイント上昇幅 (レベル0との差分) | +350 (±0) | +890 (+540) |
このように、レベルアップ時に端数となったポイントは無効になりますが、必要分のポイントは素材として用いる際にも利用できることになります。
装備のレベルを上げるときは、必要なポイント分だけを使用し、余りが出ないようにすれば、1ポイントも無駄にならずに済みます。これらの実態を知っておけば、Tier9以下の装備を強化する必要に迫られた場合でも、素材が無駄にならずに済みます。
なお、ポイント上昇値の最小単位が100ポイントなので、先ほどのTier3装備は必ず端数が出てしまいます。Tierの高い装備ほどレベル上げに必要なポイント数も高いので、ポイントの端数が出にくくなります。
ただし、レベル上げ時には、ポイントと同量のクレジットも消費します。こちらは後ほど回収できません。
Tierが高いほどクレジットの消費も大きくなります。Tier9企業装備だけをレベル上げするのが最高効率と言えます。
いらなくなった装備は強化用の素材に使ってOK
新しいTierの装備を入手した直後は、個数が足りないため主力メンバーのお気に入りニケに付けることになります。ゲーム(主に迎撃戦)を進めるうちにたくさん入手できるので、そのほかのメンバーにも装備できるようになり、いずれは余り始めます。
Tierが低いため使わなくなった装備は、他の装備を強化するための素材として使ってしまいましょう。
Tierが低い装備はポイントも低く、ほとんど装備強化の足しになりません。しかし、Tierが高くなるほどポイントも高くなり、Tier5の時点でモジュールハイブーストを上回ります(下記表参照)。
素材に使う アイテム | ポイント 上昇値 |
モジュール ブースト | 100 |
モジュール ハイブースト | 1000 |
Tier1装備 | 100 |
Tier2装備 | 150 |
Tier3装備 | 350 |
Tier4装備 | 800 |
Tier5装備 | 1600 |
Tier6装備 | 3200 |
Tier7装備 | 6400 |
Tier8装備 | 12800 |
Tier9装備 | 25400 |
装備はいずれもレベル0の状態です。また、ポイント上昇値は装備Tierに依存しており、企業装備の有無は関係ありません。
自動選択での事故に注意
装備を強化する際、素材の選択は自動選択を利用すると楽です。
ただし、自動選択を過信しすぎると事故にあう可能性がありますので気を付けましょう。
必要以上の素材を消費してしまう事故
1つ目は、レベルアップに必要なポイント以上の素材を消費してしまうことです。
更新により改善されてはいますが、2023年8月現在もポイント数に端数がある場合などで起こり得ます。ご注意ください。
大切な装備を消費してしまう事故
2つ目は、温存したかった装備を消費してしまうことです。
自動選択はアイテム欄の最上段、左側から優先して選択されます。具体的には、モジュールブーストが最優先。次に、モジュールハイブーストが優先されます。残りは装備品が、Tierの低い方から優先的に選ばれます。機械的に選択されるため、プレイヤーの意思はくみ取れません。
素材がTier9ピルグリム装備(とても貴重)しかない場合でも、容赦なく選択されます。選択しただけなら、まだ戻れますが、強化ボタンをタップすると元には戻れません。大切な装備を素材として溶かさないよう、お気をつけください。
素材を手動選択して使い分ける
時間もかかるし非常に面倒ですが、筆者は手動で素材を選択することの方が多いです。
常にモジュールブーストを30個前後残しているほか、Tier3装備レベル0を残しています。解放コンテンツで「装備品を○個レベルアップする」というミッションが来たときは、モジュールブースト6個をTier3レベル0に使って、ミッションをこなせます。
モジュールブーストは100ポイントしか上昇しませんが、Tier3装備は540ポイントでレベル1に強化できます。端数の60ポイントは無駄になりますが、素材量がカツカツでも解放ミッションをこなせます。
そのほか、モジュールハイブーストや高Tierの装備は、Tier9やTier10のレベルアップ用に使っています。
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